2016/09/10

先日、マレーシアのクアラルンプールに遊びに行きました。
マレーシアは27年振り(歳がわかりますね)、クアラルンプール自体は初めての滞在でした。
行きはエアアジアXのD7 523便で、羽田23時45分発、クアラルンプール6時10分着。帰りは D7 522便で、クアラルンプール14時30分発、羽田22時30分着でした。
行きは深夜便ですから、乗ったらひたすら寝るだけなんですが、帰りのフライトはちょっとお腹が空きそうなので、チケット購入時に機内食を予約しました。機内でも直接購入できますが、事前申込よりちょっと高くなります。
選択肢は10以上。全て549円〜749円ですから、悪くありません。Webサイトでは『マレーシア料理+ミネラルウォーター(33oml)』とあるメニューを選択。549円でした。
さて、クアラルンプールからの帰国当日です。
離陸してシートベルト着用サインが消え、程なくして機内食が配られました。見ていると、2割ぐらいの人が事前に申し込んでいた模様です。
ナシレマッです。アルミのペニャペニャの容器で、端がつぶれているのはご愛敬です。
ミネラルウォーターと、小魚とピーナッツの小袋付き。
ナシレマッというのは、この小魚とピーナッツをおかずに食べる訳なのですが、それを知らずにこれだけボリボリ食べて、『あービールが欲しいなぁ』と思っていたのは私です。(笑)
開けてみました。HPに載っているのとちょっと印象が違いますが、許容範囲でしょうか。
味は…悪くはないです。高度1万メートルを時速900km/hで飛んでいることを考えれば、温かいご飯を食べられるだけありがたいものです。……と、考えないと食べられません。(笑)
それでもおかずはいいんですよ。でも、ご飯の方がどうにもいけません。私自身、長粒種のお米は大好きです。パサパサ感も全然気になりません。
ただ、この時のご飯は違うんです。炊き方が悪かったせいなのか、長粒種の性質としてそうなのか、米粒が細かく割れて炊き上がっています。だから、口の中に入れると、食感が雑穀(というか鳥の餌)を食べているような感じなんです。
地元に客入りがイマイチの飲食店がありまして、昼定食を食べに入ったのです。ご飯をひと口食べたら、雑穀を食べているような舌の感覚。見てみると米粒が妙に小さい。元々小さい粒や欠けて半分ぐらいになったものが多数。くず米を使っていたんですね。いくらコストカットをしたいからといっても、客にこんなものを出すようでは先は長くないな…と思っていましたが、程なくその店は潰れました。
その時の口内の感覚を思い出しましたよ。米粒を見たところ、長い形が残ったまま割れが入っているので、炊き上げる工程に問題があったのでしょうね。549円ぐらいでウダウダ言うなよ、と言われればそうなんですが、ちょっと気になりました。
ちなみに、結局全部食べましたけどね。空腹は最高の調味料です。はい。